どくだみ

梅雨どきに咲く花

こんにちは、スージーです。
道端にどくだみの花が咲いていますね。
ちょうど今頃、5月下旬〜6月上旬頃になると開花するようです。

育つ環境を選ばない

このどくだみ、どこでも育つようです。
みんなの趣味の園芸に「ドクダミ」があります。

幅広い環境に適応し、日なた、日陰、乾燥地、湿地など、ほとんど場所を選ばず、ふえすぎて困るほどよく茂ります。
草丈や葉の大きさなどは環境条件によって変わり、日陰の湿地では徒長し、乾燥地では草丈が低く花つきは悪くなります。

日当たりのよい適湿地では節間が詰まり、バランスのよい草姿で花もよく咲きます。
また、斑入り葉の品種では、日当たりがよいほど斑の部分がくっきりと色鮮やかになります。
地下茎が発達して地中深くまで伸び、寒地でも容易に冬越ししますが、凍結には弱く、鉢植えでは凍らないよう防寒が必要となります。
春、新芽が伸びてからの遅霜にも注意します。

薬草として使われている

本当に丈夫なんですね。
だからなのでしょうか。
十薬(じゅうやく)という名の薬草として使われています。
武田薬品工業株式会社の京都薬用植物園のサイトに説明があります。

生薬名:ジュウヤク(十薬)
薬用部位:地上部
東アジアに広く分布し、日本でも本州から沖縄までのやや湿った土地に生える多年草です。
草丈20~50cmになり、全草には特有の臭気があります。
生薬「ジュウヤク」は本種の花期の地上部で、デカノイルアセトアルデヒド(精油)などの成分を含み、利尿、抗菌などの作用があります。
一般用漢方製剤294処方のうち、五物解毒散(ごもつげどくさん)、栝楼薤白湯(かろうがいはくとう)の2処方に配合されています。
また、十の効能を持つ重要な薬といわれ、民間薬としても広く利用されています。
干した葉を煎じた「ドクダミ茶」は利尿、便通の改善を期待して健康茶として飲まれています。

薬以外の使い方

いろいろな症状に使われるようですね。
臭いには特徴があるし、どんどん増えるし・・・。
すごい野草だなと思っていましたが、本当にすごいんですね。
使い方もいろいろあるようです。
たとえば、化粧水を作ったり、料理に使ったり。
どくだみの使い方、調べてみよう。

ABOUT US
スージー
神奈川県在住。 子供の頃は身体が弱く、病院に通う日々を過ごしていました。具合が悪くなると食べられなくなるので、「治ったら食べよう」と思いながら料理本を眺めていました。 大学では栄養について学び、身体が食べた物で出来上がっていることを知りました。 どうすれば健康になるのか、気持ちよく生きるにはどうすればいいか、いろんなことに関心を向け、毎日を過ごしています。