ころぶ

突風にあおられた

こんにちは、スージーです。
先日、母親がころびました。
近所に行ったとき、突風にあおられたんです。
ひざとおでこを擦りむきました。
運良く骨は折れていなかった。
でも筋肉痛のようなものが残り、歩くのが遅くなっています。

ころびやすくなる

母親は最近つまずくようになりました。
ころびやすくなっているんでしょうね。
なぜなんだろう?
ネットで調べたらありました。
国立長寿医療研究センターのホームページに記事「転びやすくなる原因は?」があります。

|転倒の要因
転倒に関連する危険因子としては、身体的要因が主である内的要因(個人の要因)と、環境要因が主である外的要因に大きく2つに分けられますが、両者が複合的に関連して発生する場合が多くあります。特に内的要因は、図1に挙げるように多岐にわたります。すなわち、歩行、バランス、筋力などの運動機能の低下をはじめ、脳神経機能、感覚機能、循環器系などに関連する病気や障害、あるいはこのような機能に影響を与えるお薬の服用があげられます。これらは、いずれも高齢になるほど要因が増す、あるいは程度の上がるものですので、すぐに改善することは困難なものが多いのも事実です。

図1 転倒の要因
原田敦 松井康素 高齢者の転倒と骨折 2002 整形・災害外科Vol45 P715-722 より引用・改変

運動を習慣にする

この記事ではころびやすさの対策として運動を紹介しています。

|転びやすさに対する対策
お薬については、服用を止めたり量を減らせば、比較的短期間で、転びやすい状態ではなくなる場合もありますので、かかりつけ医に相談するとよいと思います。特にお薬を一日に6剤以上飲んでいる方はポリファーマシーという状態で、有害な出来事が起きやすく、転倒の発生率が高いことも報告されています。
歩行、バランス、筋力などの運動機能の低下は、一朝一夕には改善することは難しいかもしれませんが、これらのロコモティブシンドローム(ロコモ)の状態を改善するためには、下の図にあるような、家の中でも容易にできる運動が、ロコモーショントレーニング(ロコトレ)として紹介されています。下の図2を参考に、できれば朝、昼、夕の3回運動を習慣づけるとよいと思います。

図2 ロコトレ
日本整形外科学会ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト ロコモONLINE より

ころびやすさに有効な対策は運動機能を保つことなんですね。
私もやろう。

ABOUT US
スージー
神奈川県在住。 子供の頃は身体が弱く、病院に通う日々を過ごしていました。具合が悪くなると食べられなくなるので、「治ったら食べよう」と思いながら料理本を眺めていました。 大学では栄養について学び、身体が食べた物で出来上がっていることを知りました。 どうすれば健康になるのか、気持ちよく生きるにはどうすればいいか、いろんなことに関心を向け、毎日を過ごしています。