塩分の補給

汗をかいたら・・・

こんにちは、スージーです。
暑い毎日、たくさん汗をかいています。
だから、せっせと水分・塩分を補給しています。
でも・・・、ちょっと待てよ。
お味噌汁やお漬物で塩分はしっかりとっている。
汗をかいたときに塩分を補給する必要ってあるのかな?

塩分の補給は必要か?

さっそくネットで調べてみました。
Medicommiのホームページに記事「汗をたくさんかく夏、塩分補給は必ずしたほうがいいの?」があります。

|汗をかいたら必ず塩分摂取は必要?
汗に含まれる塩分量は、汗の重さの約0.3%と言われています。ということは、1Lの汗をかいたら、約3gの塩分が失われるということです。一般的に、運動などを行わず、大量の汗が出たと感じることのない普通の人が1日でかく汗の量は約700mlと言われています。このとき、失われた塩分量は2.1gです。
一方、日本人が1日に摂取する塩分量は、平均10.2g(平成25年国民健康栄養調査結果)だとわかっています。対して、日本人の塩分摂取量の目標値は男性8.0g未満、女性7.0g未満とされています。ということは、汗で2.1gの塩分が失われても、平均程度の塩分を摂取してしまう人にとっては、塩分摂取量の目標値にも届かないということになります。高血圧を抱える人では6.0g未満が目標値ですから、さらに塩分の量を減らしても構わないわけです。
このことから、いくら夏に汗をかくといっても、運動などで大量にだらだらと汗が流れ続けるような事態にならない限り、塩分をわざわざ摂取する必要はないと考えられます。ただし、もちろん水分はどんどん失われていますので、水(真水)やカロリー・カフェインのふくまれない麦茶などでしっかり水分補給を行うことが大切です。
体に約60%含まれる水分の主な役割の一つに体温調節があり、気温が高いと体温が高くなりすぎるのを防ぐために発汗量が増え、汗の蒸発によって体温を下げようとします。さらに、我々の体は汗の他にも尿で1日約1.5Lの水分を消費します。ですから、夏場の水分補給は本当に大切ですので、ぜひ水(真水)をたくさん飲みましょう。
さらに、通常、1.5時間未満の運動であれば、水分補給は水(真水)のみでよいと言われています。大量に汗をかく運動のときには、水分・塩分・糖質のすべてが大量に失われるため、スポーツドリンクなどから水分と塩分を同時に補給するのが良いのですが、汗の量がそれほどでもないときにわざわざスポーツドリンクや経口補水液などを飲む必要はないでしょう。
もちろん、塩分入りの飴やお菓子を積極的に食べる必要があるわけでもありません。

汗をかいたら水を飲む

そうなんですね。
運動で大量に汗をかかないかぎり、塩分をとる必要はないんですね。
水を飲めばいいんだ。
汗をかいたら美味しい水をたくさん飲みましょう。

ABOUT US
スージー
神奈川県在住。 子供の頃は身体が弱く、病院に通う日々を過ごしていました。具合が悪くなると食べられなくなるので、「治ったら食べよう」と思いながら料理本を眺めていました。 大学では栄養について学び、身体が食べた物で出来上がっていることを知りました。 どうすれば健康になるのか、気持ちよく生きるにはどうすればいいか、いろんなことに関心を向け、毎日を過ごしています。