フレイル

横断歩道が渡れない

こんにちは、スージーです。
先日、買い物に行ったときのこと。
お年寄りと思われる方が横断歩道を渡っていました。
その歩き方はまるでよちよち歩き。
歩行者用の信号が赤になっても渡りきれていませんでした。

フレイルとは

さっそくネットで調べました。
信号が青の間に横断歩道が渡りきれない状態のことをフレイルと言うんですね。
国立長寿医療研究センターのホームページにある研究所のサイトに「フレイルに気をつけて」という記事があります。

年齢を重ねるごとに身体は言うことをきかなくなり、若いときと比べて衰えを感じることがあると思います。それは「年のせい」なのでしょうか。
フレイルとは、心身のさまざまな機能が加齢や病気などによって低下してしまった状態をさしますが、適切な対処により改善すると考えられています。フレイルに陥ると、日常の生活で生じる様々なストレスに対処することが難しくなり、生活能力が著しく低下し、死亡率が高まったりすることもあります。フレイルの早期発見やその予防は高齢者が健やかに過ごすためにはとても大切です。
NILS-LSA(ニルス・エルエスエー)では第7次調査にご協力いただいた65歳以上の高齢者の方々を対象に、海外の研究にならって日本人向けの独自のフレイルのチェックを行いました(表1)。フレイルのチェックでは、心身の状況について5つの観点から確認しました。

できるだけ動く

この記事ではチェックの結果について説明しています。

図1:各フレイル・チェック項目の該当者割合(%)

その結果、これら5項目のうち、日常的に疲労感を感じる高齢者が多いことがわかりました(図1)。また1割ほどの高齢者では移動能力が低下した状態にあり、外出などに制約が生じている可能性がわかりました。閉じこもりや外出機会の減少は心身の状態を悪化させることが知られています。

フレイルは心身ともに活動が低下するということなんですね。
ということは、じーとっしていないで動くことが大切。
今から気をつけようっと。

ABOUT US
スージー
神奈川県在住。 子供の頃は身体が弱く、病院に通う日々を過ごしていました。具合が悪くなると食べられなくなるので、「治ったら食べよう」と思いながら料理本を眺めていました。 大学では栄養について学び、身体が食べた物で出来上がっていることを知りました。 どうすれば健康になるのか、気持ちよく生きるにはどうすればいいか、いろんなことに関心を向け、毎日を過ごしています。