副作用は人それぞれ
こんにちは、スージーです。
前回OTC医薬品で薬には副作用があることをお話しました。
この副作用ですが、人によって違うんです。
もちろん、なんでもない人もいます。
中には副作用が起きているのに気づいていない人も。
だからこそ自分のからだの変化に注意することが大切なんですね。
なぜ副作用が起こるのか?
横浜薬科大学のホームページに「薬の副作用が起こるのはなぜ?副作用が出やすいのはどんな人?」という記事があります。
薬の副作用が起こるメカニズム
優れた効果・作用が期待できる薬であっても、副作用のリスクがない薬は存在しないといわれています。
そもそも、薬の副作用はどのような仕組み・メカニズムによって引き起こるのでしょうか。
|個人の体質
同じ薬であったとしても、薬が効く人とそうでない人がいるように、副作用についても個人の体質によって強く現れる人とそうでない人がいます。
年齢や性別、人種、遺伝的な要因、生活習慣などによって左右されることが多いです。
また、食物アレルギーのように特定の物質に対して過敏に反応する体質の方も副作用として現れることがあります。
|薬の相互作用
現在服用している他の薬やサプリメント、食品などとの相互作用によって、薬の効果が変化し副作用が引き起こされることがあります。
特に、複数の薬を同時に服用している場合には相互作用による副作用のリスクが高まりやすい傾向が見られます。
|病気の影響
何らかの疾患にかかり身体機能の一部が低下している場合、健常者と比べて薬の代謝や効果の出方が変化し副作用となって現れることがあります。
特に肝臓や腎臓は薬の代謝と排泄を助ける臓器であり、これらの機能が低下していると本来とは異なる作用をもたらすことが少なくありません。
副作用が起こりやすい人
この記事は副作用が起こりやすい人についても説明しています。
|アレルギー体質の人
食物や薬に含まれる成分などにアレルギー反応が現れやすい人は、蕁麻疹や吐き気などの副作用が起こりやすい傾向が見られます。
自分自身では気付いていなくても、家族にアレルギー体質の人がいる場合には遺伝によってそれを引き継いでいる可能性もあるため注意が必要です。
|高齢者
年齢を重ねると体のさまざまな組織の機能が低下し、副作用が起こりやすくなることもあります。
特に肝臓や腎臓に異常がある方や、これらが弱っている方は薬の代謝や排泄がうまくいかず、吐き気や眠気、めまいなどの副作用が強く現れるケースも少なくありません。
|複数の薬を飲んでいる人
持病を抱えており複数の薬を飲んでいる人も、薬の飲み合わせによっては副作用が起こりやすくなります。
眠気や吐き気、めまいといった比較的軽度の副作用から、場合によっては血圧が急激に上昇または下降したり、生活習慣は変わっていないのに太りやすくなるケースもあります。
薬を服用するときは、からだの変化に要注意ですね。
最近のコメント