使い方いろいろ
こんにちは、スージーです。
私は毎日いろいろな場面で手ぬぐいを使っています。
たとえば、食器を拭く、ハンカチとして使う、おしぼりとして使う、ものを包む、首に巻く、など。
それ以外にも、使いみちはたくさんあると思います。
手ぬぐいの歴史
手ぬぐいはいつ頃から使われているのか調べてみました。
水野染工場のホームページにある記事「手ぬぐいの歴史と柄がもつ意味」に説明があります。
手ぬぐいの歴史とは
手ぬぐいの歴史には諸説ありますが、手ぬぐいの歴史は平安時代から始まり、庶民にも広く普及し始めたのは江戸時代初頭だと言われています。
もともとは神事などで使う装身具や、儀礼や日除けのための簡易的な被り物(防止や頭巾)として使用されていたのですが、時が経つにつれ、庶民にも手拭きとして広まっていきました。
当時の手ぬぐいも現代と同じように吸水性の良さや柔らかい肌触りで使い勝手が良く、屋台の手拭きや看板のようなものとして利用されており、一部では店の暖簾として名入れしたものを活用していました。その流れもあり、店名の入ったタオルや手拭いを粗品として配るという風習ができたようです。
江戸時代からいろんな使われ方をしてきたんですね。
柄はさまざま
最近の手ぬぐいには今どきの柄も。
ハロウィーン柄やクリスマス柄もありますよ。
もちろん、昔ながらの伝統的な柄も使われています。
この柄にはそれぞれ意味があるそうです。
手ぬぐいの柄がもつ意味
●七宝つなぎ
「七宝つなぎ」は、同じ大きさの丸を四分の一ずつ重ねた柄を、上下左右に連続させた模様です。
この七宝の柄は、円(縁)が連続して繋がっていることから「円満・調和・ご縁」などの願いが込められていて、縁起の良い意味を持つ柄となります。
●麻の葉
「麻の葉」は、正六角形を繰り返し配置した幾何学文様です。
麻の葉は成長が早いため、「子どもの健やかな成長」や「魔除け」の意味が込められた模様となっています。
●青海波(せいがいは)
「青海波(せいがいは)」は、青い波がモチーフになった幾何学文様です。
無限に広がる穏やかな波が続く様子から、「永く続く平和な暮らしへの願い」が込められています。
●矢絣(やがすり)
「矢絣(やがすり)」は、矢の羽根の部分を表した文様です。
一度弓で射た矢はまっすぐ進み戻ってこないことから、「出戻らない」意味を込めて、婚礼の際の縁起物としても使われることも。また、破魔矢と同様に「魔除け」の意味も込められています。
健やかで穏やかな暮らしを願い、それを柄に表していたんですね。
薄くて軽い手ぬぐい、便利ですよ。
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