雪が降って積もる頃
こんにちは、スージーです。
明日12月7日(水)は二十四節気のひとつ大雪。
雪が降って積もる頃だそうです。
今年は初雪が遅かったし、あまり降っていませんね。
昔はそうだったのでしょうか。
お正月に備える時季
12月も上旬が過ぎる頃になると、お正月の準備が本格的になります。
昔はどのようにしていたのか、ウェザーニュースのホームページに「二十四節気「大雪」寒々とした冬景色の中、慌ただしさを増す時節」という記事に書かれています。
大雪って、どんな時季?
| お正月に備えて、松や榊などを用意
かつては、12月13日に正月の松飾りに使う木を山に切り出しにいったそうです。これを「松迎え」といい、松と一緒に、榊(さかき)や裏白(うらじろ)、楪(「ゆずりは」と読み、「譲葉」などとも書く)なども採ってきました。
榊はツバキ科の常緑高木ですが、もともとは神事に用いる常緑樹の総称で、今もこの意味で使われることもあります。
照り輝くような艶(つや)のある葉を持つ榊の木。輝きを1年中保ち続ける榊に、先人たちは神の存在を感じたのでしょう。
裏白はウラジロ科の常緑のシダで、羽状に分かれた葉の裏側は白っぽい色をしています。その名のとおり、裏は白です。
楪はユズリハ科の常緑高木で、新しい葉が生長してから古い葉が譲るように落ちるため、この名がつけられました。代々相譲るという縁起を祝って、新年の飾り物に使われるようになりました。
師走日和(しわすびより)
この記事には師走日和の説明もあります。
12月のことを、師走(しわす)ともいうことは、よく知られていますね。
その師走の、おだやかに晴れた天気のことを、「師走日和(しわすびより)」といいます。
「日和(ひより)」は、もともと、単に空模様をさす言葉でしたが、次第に、晴れたよい天気や、何かをするのにちょうどよい天候をさすようになり、「○○日和」という複合語もたくさん生まれました。
その中で、月名がつくのは、「師走日和」だけです。
気ぜわしいこの時期、師走日和のように穏やかな気持ちで過ごせるように工夫します!
最近のコメント