冷えは万病のもと

手足が冷たくなる

こんにちは、スージーです。
まだまだ寒いですね。
こんなとき、冷えに悩まされませんか。
冬だけでなくクーラーが効いている夏も冷えるという方、いらっしゃいますね。
困ったものです。

体内で熱が作れない

そもそも、冷えとはどういう状態のことをいうのでしょうか。
オムロンのホームページに「Vol.144 冷えへの対処は、原因を突き止めることから始まる」というサイトがあります。
そのなかほどに『そもそも「冷え」って何?』という項目があり、そこには以下のように書かれています。

冷える理由は、大きく分けると3つあります。
まず、体内で熱が作れない場合です。
基礎代謝は、1日のエネルギー消費の60〜70%を占めています。
体の部位ごとに基礎代謝を分けると、筋肉が約38%、肝臓が約12%、胃腸と腎臓がそれぞれ約8%、脾臓が約6%、心臓が約4%、その他が約24%、つまり筋肉量が少ないと、生み出せる熱が少ないのです。

筋肉は冷え予防にも大切なんですね。

熱が全身に届かない

次に、作られた熱が全身に届かない場合です。
その主原因は、自立神経のバランスの乱れ。
バランスが乱れると、血液が滞り全身に熱が送られなくなってしまいます。
これはエアコンの効いた室内と暑い屋外を出入りして、血管が収縮したり拡張したりすることでも起こります。
不安やストレスが原因となっていることもあります。
食べ過ぎも冷えの要因です。
食べ過ぎると消化のために血液が胃腸に集まってしまい、熱産生量の多い筋肉やほかの器官への血液供給が減ってしまうからです。

自立神経のバランスが乱れると調子悪くなるんですね。
この神経が健康のカギを握っているらしく、健康に関することを調べていると出てきます。

熱が逃げやすい

3つ目は体内の熱が逃げやすいという場合です。
「1日2リットルの水分を補給しましょう」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは汗をかいたり排尿したりして水分をちゃんと排出している場合のことです。
血流が悪くて体が冷えているため汗をかかず、水分が十分に排出されない人は体に不要な水分がたまり、冷えやすくなってしまうのです。
また、皮下脂肪の量も問題です。
脂肪には断熱効果があります。
しかし、筋肉とは異なり脂肪には血管がほとんどないので、熱が加わってもその熱が全身に伝わりにくいのです。

ということは、汗をかくことが重要で、皮下脂肪が多いとからだが温まりにくいということですね。

からだを温める

これまでの内容から考えると、からだを温めるには以下の3項目が重要なんだと思います。

  1. 運動して筋肉をつける
  2. 暴飲暴食しない
  3. 強いストレスを避ける

これって「早寝早起き、腹八分目、適度な運動」に似てます。
健康の基本はシンプルなんですね。

ABOUT US
スージー
神奈川県在住。 子供の頃は身体が弱く、病院に通う日々を過ごしていました。具合が悪くなると食べられなくなるので、「治ったら食べよう」と思いながら料理本を眺めていました。 大学では栄養について学び、身体が食べた物で出来上がっていることを知りました。 どうすれば健康になるのか、気持ちよく生きるにはどうすればいいか、いろんなことに関心を向け、毎日を過ごしています。