新しい年の始まりはいつ?

こんにちは、スージーです。
先日2月4日は二十四節気のひとつ「立春」でした。
立春は新年が始まる日と考えられています。
同じように新年が始まる日と考えられているのが旧正月。
今年は1月22日でした。
新年が始まる日がひとつではない!?
ネットで調べてみると、暦には種類がありました。

暦の種類

こよみ博物館のホームページにある「こよみの基礎知識」に説明があります。

暦の種類
暦には大きく分けて3つの種類があります。
(1)太陽暦 (たいようれき)
(2)太陰暦 (たいいんれき)
(3)太陰太陽暦 (たいいんたいようれき)
いま、日本の暦は(1)の太陽暦を元に作られたグレゴリオ暦を使っています。グレゴリオ暦は現在、世界の共通暦として用いられている暦です。

太陽暦
地球が太陽の周囲を一回りする時間を1年とする暦です。
太陽の黄道上の運行、つまり季節の周期をもとにつくられた暦法で、月の満ち欠けは考慮しません。

太陰暦
月の運行、つまり月の満ち欠けの周期である「朔望(さくぼう)」を基準にした暦です。「太陰」とは月のことです。
太陰太陽暦
太陰暦に、季節変化などの太陽暦の要素を取り入れてつくられた暦です。通常、陰暦や旧暦と呼ばれているものは、この太陰太陽暦のことです。

二十四節気はどの暦?

では、二十四節気はどの暦を元にしているのでしょうか。
理科年表オフィシャルサイトの記事「二十四節気、雑節」に説明があります。

二十四節気
二十四節気(にじゅうしせっき)は太陽の動きを基に、太陰太陽暦の季節の目安として設けられた。
中国では紀元前より太陰太陽暦が使われていて、まず二至二分 (夏至、冬至と春分、秋分)、四立(立春、立夏、立秋、立冬)が定められ、徐々に他の節が加わり二十四節気に整えられた。 6 世紀ごろ日本に暦とともに伝わったと考えられているが、中国の黄河中 ・ 下流域の気候を基につくられているため、必ずしも日本の気候と合っていない。
二十四節気は太陰太陽暦で季節の目安であるとともに、閏月を入れる目安ともなっていた。まず、二十四節気を春夏秋冬の 4 つの季節に分け、さらにそれぞれを 6 つに分けて、節気 ( せっき ) と中気(ちゅうき )を交互に配した。その月に含まれる中気によって月の名前を決めていた。たとえば、その 1 ヵ月に雨水 (正月中)が含まれる月を正月、春分(二月中)が含まれる月を二月とした。

二十四節気は太陰太陽暦の季節の目安として設けられたんですね。
今や、地球温暖化で気候の変動が目立つようになってきました。
この先、季節の目安が変わることもあるのでしょうか。

ABOUT US
スージー
神奈川県在住。 子供の頃は身体が弱く、病院に通う日々を過ごしていました。具合が悪くなると食べられなくなるので、「治ったら食べよう」と思いながら料理本を眺めていました。 大学では栄養について学び、身体が食べた物で出来上がっていることを知りました。 どうすれば健康になるのか、気持ちよく生きるにはどうすればいいか、いろんなことに関心を向け、毎日を過ごしています。