あせもができた
こんにちは、スージーです。
蒸し暑い日々のおかげで、今年もあせもができました。
かゆい・・・。
汗をかいたら水でぬらしたタオルで肌を拭き、ボディパウダーをパフパフたはく。
このスキンケアは欠かせません。
家にいるときはパウダーをおもいっきりはたくので、白っぽい人になっています。
そもそも汗とは何か?
汗はサラサラしているときもあれば、肌がかゆくなるときもありますよね。
そもそも汗とは何か?
一般社団法人日本保健機関のホームページに「汗と健康」という記事があります。
|汗の大切な役割…新常識
人の体は、夏の暑い日や激しい運動により体温が上がりすぎた時、汗を出して皮膚から気化熱をうばい体温を調節する機能があります。体温調節の中枢は脳の中心部にあり、全身の温度センサーから情報を集めてその状況に適した体温に調節します。熱を放散する器官は汗腺や血管で、熱を発生する器官は筋肉、心臓、肝臓などです。
汗は、皮膚にある汗腺から分泌され、ふつうに分泌される汗は通常無色で無味無臭です。
発汗は体温調節のためだけではなく、興奮や緊張など精神的な要因がきっかけとなって出る汗、辛いモノを食べた時に出る汗などもあります。
汗腺は「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があり、それぞれに汗の性質や汗を出す仕組みが異なります。
エクリン腺は全身に200~500万個分布しており、主に体温調節のために汗を出す汗腺です。アポクリン腺は脇の下、外耳、乳輪、下腹部から陰部など限られた部分にあり、毛根に開口部があります。アポクリン腺から出る汗は白く濁っていて、脂質やタンパク質などニオイのもととなる成分を多く含んでいます。もともとはフェロモンの役割をはたしていたともいわれています。
手の平や足の裏の発汗は、原始時代に物をつかんだり敵から逃げたりするときに、滑り止めの役割を果たしていたと考えられます。そのため物に接する面で多くの汗を出す仕組みになっています。それ以外の部位では、効率よく汗を蒸散させるための配置になっています。
汗のpHは5.7~6.5位の弱酸性に保たれており、人の肌に合うよう調節されています。ところが夏の多量の発汗時には調節が間に合わずpHがアルカリ性に傾き、肌を傷めることになってしまいます。これが夏によくある肌のトラブルなどの原因となります。
汗は本来さらさらしているものですが、不純物を多く含むとベタベタになり、肌には有害な汗となります。
汗を十分にかく
この記事では、現代人の汗腺について説明しています。
|現代人は汗腺が退化している
昨今は、汗が十分出せずに暑さに順応できない人が増加しています。特に子供たちに多く見られます。
原因は生活習慣にあります。生活環境を人工的に操作しすぎて、人が本来備えている体温調節機能が衰えてしまうためです。その結果、免疫力、循環機能、自律神経バランスなどが、低下してしまいます。病院では新生児の時から、24度に調節された部屋に寝かされ、家に戻っても24時間コントロールされた環境で育てられていくと、汗腺は使われることがなく退化(廃用性萎縮)してしまいます。その表れのひとつが、熱中症の異常な増加です。
長い歴史の中で人は暑さ寒さに身をさらすことで、体力、抵抗力を身につけてきたのです。
汗腺を発達させるためには暑さや寒さに身をさらすことが必要なんですね。
これは環境の変化に対応するために大切なこと。
暑い時期を乗り切るためにも工夫してみよう。
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