ヒートアイランド現象

地面の照り返し

こんにちは、スージーです。
このところ日差しが強烈ですね。
街なかはアスファルトが焼けているので、足の裏に熱を感じます。
おまけに地面からの照り返しがとても強い。
ところが、家の近くの舗装されていない道を通ると、地面からの照り返しがないんです。
アスファルトとは大違い。

ヒートアイランド現象が起きる原因

土地の使い方が変わると気温に影響が及ぶ。
これがヒートアイランド現象の原因だそうです。
気象庁のホームページにある記事「ヒートアイランド現象」に説明があります。

|ヒートアイランド現象の要因は何ですか?
(1)土地利用の変化の影響(植生域の縮小と人工被覆域の拡大)
 草地、森林、水田、水面等の植生域は、アスファルトやコンクリート等による人工被覆域と比べて保水力が高いことから、水分の蒸発による熱の消費が多く、地表面から大気へ与えられる熱が少なくなるため、主に日中の気温の上昇が抑えられます。
 人工被覆域は、植生域と比べて日射による熱の蓄積が多く、また、暖まりにくく冷えにくい性質がある(熱容量が大きい)ことから、日中に蓄積した熱を夜間になっても保持し、大気へ放出することになるため、夜間の気温の低下を妨げることになります。
 都市で建築物の高層化及び高密度化が進むと、天空率が低下し地表面からの放射冷却が弱まること、また、風通しが悪くなり地表面に熱がこもりやすくなることにより、さらに気温の低下を妨げることになります。
(2)人工排熱(人間活動で生じる熱)の影響
 都市部の局所的な高温の要因と考えられます。都市の多様な産業活動や社会活動に伴って熱が排出され、特に都心部で人口が集中する地域では、昼間の排熱量は局所的に 100W/m2 (中緯度での真夏の太陽南中時における全天日射量の約 10%) を超えると見積もられています。

大切な草地や森林

街なかには草地さえないところもあるので、地面が熱くなりやすい。
家の周りが涼しいのは草地や林があるから。
草地や森林は大切ですね。

ABOUT US
スージー
神奈川県在住。 子供の頃は身体が弱く、病院に通う日々を過ごしていました。具合が悪くなると食べられなくなるので、「治ったら食べよう」と思いながら料理本を眺めていました。 大学では栄養について学び、身体が食べた物で出来上がっていることを知りました。 どうすれば健康になるのか、気持ちよく生きるにはどうすればいいか、いろんなことに関心を向け、毎日を過ごしています。