正月のもち
こんにちは、スージーです。
11月も中旬になるとおせち料理やお飾りなどを見ることが多くなりますね。
ついこの間まで暑かったので、いまひとつ実感がない。
でも、新年まであと1ヵ月とちょっと。
お正月といえばおせち料理だけでなくお雑煮が定番。
私はおもちが好きなので、煮たり焼いたりおやつにして楽しみます。
おもちはもち米で作るんですよね。
うるち米ともち米
毎日食べるお米はうるち米という方が多いのではないでしょうか。
もち米はお赤飯やおこわを炊くときに使いますね。
Kurashiruのホームページに「うるち米ともち米ってどう違うの?それぞれの活用レシピも!」という記事があります。
うるち米とは?
うるち米とは、普段食卓に登場する機会が多い一般的なお米のことです。コシヒカリやあきたこまち、ひとめぼれなどは、どれもうるち米の中の品種のこと。主要部位である胚乳が透き通っているため、全体的に見た目は半透明です。
うるち米は炊いてごはんにするほか、つぶつぶとした食感を楽しめるきりたんぽや五平餅にも使われます。また、和菓子を作るときに用いられる上新粉もうるち米を加工したものです。上新粉はコシが強く歯ごたえを感じる柏餅や草餅などに使われます。
ちなみに、最近では世界各国でも人気を集めている「日本酒」の原料にもうるち米が使われていますが、これは食用ではなく、日本酒づくりを目的に作られた「酒造好適米」と呼ばれるお米を使ってつくられています。酒造り専用として、現在は全国で100種類以上の品種が栽培されているそうですよ。
うるち米は用途が色々あるんですね。
そういえば米粉もうるち米でした。
もち米とは?
もち米は、お餅や赤飯、おこわやちまきなどに使われるお米です。こがねもち、ヒヨクモチなどの品種がよく知られています。もち米の見た目は、乳白色で不透明で、少し丸みがあるのも特徴です。収穫直後はうるち米と同様透明ですが、乾燥後に白く変化していきます。
独特のもちもちとした食感が人気で、冷めても固くなりにくく、おいしさが長持ちするため、おはぎや白玉、大福などの和菓子にも欠かせません。これらの和菓子作りに使われる白玉粉やもち粉、道明寺粉なども全てもち米を粉状に加工したものです。
もち米は冷めても固くなりにくいんですね。
たしかに、お赤飯やおこわは冷めても美味しい。
成分が違う
この記事では、うるち米ともち米の成分の違いについても説明しています。
うるち米ともち米の成分の違い
見た目からして異なるうるち米ともち米ですが、実は最大の違いはお米の主要成分である、でんぷんの構成にあります。
お米に含まれるでんぷんは「アミロペクチン」と「アミロース」の2種類。この割合によってお米の食感や味わいが変わります。アミロペクチンは、調理時に粘性を生じるという特徴があるため、アミロペクチンの割合が多いほど粘りがアップ。その反対に、アミロースが多いお米はかたくパサパサとした食感になります。
うるち米はアミロースとアミロペクチンの割合が2対8なのに対し、もち米はアミロペクチンのみで構成されています。そのため、もち米のほうが、うるち米よりも粘りのあるもちもちとした食感になるのです。ちなみにカレー屋さんで出てくることの多いタイ米がパラパラとした食感なのは、アミロースの割合が高く粘り気が少ないためなんですよ。
うるち米はアミロースとアミロペクチン、もち米はアミロペクチンだけ。
おもちの食感がもちもちなのはそのためなんですね。
知りませんでした。
もちもちのおもち、大好きです。
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