こんにゃく

鍋にぴったり

こんにちは、スージーです。
昨日1月20日は二十四節気のひとつ「大寒」。
さすがに冬らしい寒さになりました。
こんなときは鍋がいい。
いろいろな具材を入れるとうまみが増す。
私、こんにゃくが好きなんです。
あの食感、ほかにはない。

こんにゃくは難しい

こんにゃくはこんにゃく芋から作りますね。
これ、日本の植物だと思っていました。
違うんです。
日本こんにゃく協会のホームページに「こんにゃく芋のルーツ・栽培方法」という記事があります。

こんにゃく芋のルーツは?
原料の原産はインドシナ半島
こんにゃくは「こんにゃく芋」(こんにゃく玉とも呼ばれる)というサトイモ科の植物の球茎から作られる加工食品です。こんにゃく芋の原産はインドシナ半島といわれ、現地では芋の形状から「象の足」という異名があります。
今でも東南アジアには数多くのこんにゃく芋の仲間が自生し、その種類は約130種といわれていますが、その多くは日本のこんにゃく芋と品種が違い、こんにゃくマンナンという食物繊維の含まれないこんにゃく芋で、加工しても固まらず、こんにゃく作りには適しませんでしたが、最近では中国をはじめ東南アジアの各国においても日本向けに食用として栽培している状況です。 こんにゃくは6世紀頃仏教とともに医薬品として中国から伝わったとされていますが、はっきりとしたことはわかりません。植物としてはサトイモなどと一緒に縄文時代には伝来していたとみられています。

原産地はインドシナ半島だったんですね。

こんにゃく芋とはどんな芋?
一人前になるまでには3年かかる
こんにゃく芋は、じゃがいもと同様にタネイモから増やしますが、じゃがいもと違って成長するのに2~3年必要です。
まず、春にタネイモを植えると新イモができ、そこから側芽(吸枝)が伸び、秋には生子(きご)というこんにゃく芋の“赤ちゃん”ができます。この生子を一度収穫し、次の春に再植付けをしたものを1年生、これを秋に収穫したものを2年生、さらに次の春に植えて秋に収穫したものを3年生と呼びます。
生子から1年生では5~10倍に、2年生から3年生ではさらに5~8倍に成長し、3年生になると大きいもので直径30cmほどに成長します。こんにゃく作りに適しているのはこの3年生ですが、こんにゃく芋は低温に弱く、腐りやすいため、収穫してから次に植えるまでの保管がとても難しい作物なのです。

こんにゃく芋を育てるために時間と手間をかけているんですね。

切り方で食感が変わる

こんにゃくは切り方で食感が変わる。
だからいろいろな料理に使えるのかな。
鍋に入れるときは手でちぎっています。
そうすると味がしみやすいから。
味噌で和えるときは、板状にしたり薄くそいだり。
美味しいこんにゃく、楽しみましょう。

ABOUT US
スージー
神奈川県在住。 子供の頃は身体が弱く、病院に通う日々を過ごしていました。具合が悪くなると食べられなくなるので、「治ったら食べよう」と思いながら料理本を眺めていました。 大学では栄養について学び、身体が食べた物で出来上がっていることを知りました。 どうすれば健康になるのか、気持ちよく生きるにはどうすればいいか、いろんなことに関心を向け、毎日を過ごしています。