耳が聞こえない

聞こえる?

こんにちは、スージーです。
昨日、母が「あー、あー」と大きな声を出していたので、「どうしたの?」と声をかけました。
ところが、私の問いかけに答えず「あー、あー」と声を出し続けるのです。
驚いた私は、改めて大きな声で「聞こえる?」と言ったのですが、返ってきたのは「何?」という言葉。

突発性難聴かもしれない

これはまずい思い、かかりつけの耳鼻科で診てもらったのです。
検査の結果、突発性難聴の可能性があるということでした。
これについて厚生労働省のe-ヘルスネットでは以下のように説明しています。

突発性難聴は、突然、左右の耳の一方(ごくまれに両方)の聞こえが悪くなる疾患です。
音をうまく感じ取れない難聴(感音難聴)のうち原因がはっきりしないものの総称で、幅広い年代に起こりますが、特に働き盛りの40〜60歳代に多くみられます。
前日は問題なかったにもかかわらず、朝起きてテレビをつけたら音が聞こえにくい、あるいは電話の音が急に聞こえなくなるなど、前触れなく突然に起こることがあります。
聞こえにくさは人によって異なり、まったく聞こえなくなる人もいれば、高音だけが聞こえなくなる人もいます。
後者では、日常会話に必要な音は聞こえているため、難聴に気づくのが遅れてしまいがちです。
聴力が改善したり、悪化したりを繰り返すといった症状の波はありません。

大きな病院で診てもらう

お医者さんは治療法には2通りあること、ひとつは入院して薬を点滴で投与する方法、もうひとつは飲み薬を毎日飲む方法だと説明してくれました。
薬を点滴で投与すれば飲み薬を毎日飲むよりも効果があるけれど、入院しなければならないので、改めて大きな病院で診てもらう必要があるということでした。
「紹介状を書くので、それを持って行ってください。そうすれば今日、病院で診てもらえますから。」と言われました。

補聴器を使ってください

紹介された病院に行き、改めて診てもらいました。
お医者さんは「これは突発性難聴というよりも、加齢による難聴ですね。薬を使っても治らないと思います。むしろ補聴器を使ったほうがいいですよ。」と説明してくれました。
母はもうすぐ90歳なので、加齢による難聴はごく自然なこと。
補聴器を作るため、聴力検査を申し込みました。
聞こえるって、すごいことですね。

ABOUT US
スージー
神奈川県在住。 子供の頃は身体が弱く、病院に通う日々を過ごしていました。具合が悪くなると食べられなくなるので、「治ったら食べよう」と思いながら料理本を眺めていました。 大学では栄養について学び、身体が食べた物で出来上がっていることを知りました。 どうすれば健康になるのか、気持ちよく生きるにはどうすればいいか、いろんなことに関心を向け、毎日を過ごしています。