傷ついた梅
こんにちは、スージーです。
今、梅仕事の真っ最中。
ただ天候不順なのでしっかり干せるかどうか気がかり。
しかも今年は梅が不作なんだそうです。
NHKのホームページに記事「梅の収穫期なのに… “近年まれに見る不作” 価格にも影響が」があります。
なぜ不作なのか?
和歌山県などでつくる協議会によりますと、県内の梅の主力品種「南高梅」のことしの収穫量は、過去10年で最も少なくなる可能性が高くなっています。
全国一の梅の産地であるみなべ町など8つの自治体では、県と地元のJAなどでつくる協議会が、毎年4月から5月にかけて「南高梅」の木の枝になった実の数などを調べています。
それによりますと、「南高梅」の実の数は、過去10年の平均と比べて少なくなっていて、みなべ町を含む4つの自治体の地域では38%、田辺市を含む4つの自治体の地域では50%にとどまっています。主要な産地であるみなべ町と印南町は、過去10年の平均の31%と特に低くなっています。
ことしは暖冬で梅の開花が早まり、雌しべが短くなるなどしたため、受粉がうまくいかなかったことが原因とみられるということです。
さらに、ことし3月、県内で降ったひょうによって、梅の実が傷つく被害が相次ぎ、品質の低下が懸念されるということです。
傷があっても味はいつも通り
梅農家の方々は大変だと思います。
でも大丈夫。
傷があっても味はいつもどおりだそうです。
JA紀州みなべ営農販売センターの山崎竜麻さんは「ダブルパンチになっています。全体的に見て、梅の実がかなり少ない状況です」と話しています。
例年、梅を出荷する際には、最も品質が高いことを示す「秀」と次の等級の「○秀」の梅だけを扱っていましたが、ことしはその下の等級の「良」を新たに加えて出荷量を確保しようとしているということです。
山崎さんは「傷があると見た目は少し悪くなってしまいますが、味はいつも通りです。あるものは出して、みなさんに届くようにしていきますので、梅シロップや梅酒、梅ジャムなどにして、おいしく食べてもらえればと思います」と話していました。
一方、梅干しについては原料の梅は冷凍保存されているほか、梅干し自体、保存が利くため在庫もあるとしていて、すぐに影響は出ないとみられるとしています。
良かった。
農家の方々が育てた農作物が捨てられることなく消費者に届くといいですね。
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