食材の鮮度を保つ
こんにちは、スージーです。
先日テレビを見ていたら食材の鮮度を保つ技術が紹介されていました。
その技術は日本の寒冷地の「雪下(ゆきのした)野菜」にヒントを得て開発されたそうです。
雪下野菜は凍らない
雪下野菜は越冬野菜とも言われるようです。
みなとの野菜大辞典のホームページに記事「野菜が進化?生きる術? <越冬野菜・雪下野菜>」があり、説明されています。
冬の寒さで野菜は凍らないの?
野菜は水分が多いため、気温が氷点下になると凍ってしまいます。凍ると細胞が壊れるため、野菜は生きていけません。凍らないようにするため細胞内の「デンプン」を「糖」に変え、水ならば凍ってしまうところを糖にして凍らないようにします。糖はおよそマイナス10度まで凍結しにくいため、野菜は凍らず甘くなるのです。これは「凝固点降下」という現象で、純粋な水は0℃で凍るけれども、食塩水や砂糖水のように、水に何かが混ざった状態だと、さらに低い温度まで液体として存在し、凍りにくくなるのです。
フードロスを減らす
野菜はすごいことをやってますね。
そういえば、ちぢみほうれん草や雪下人参は甘さを感じます。
それをヒントに開発された技術がフードロスの削減に役立つそう。
素晴らしいですね。
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